「建築探訪」
- Writer:谷本 陽一郎
こんにちは!
初めまして、現場監督の谷本です!
本日は世界の名建築を訪れた時のことを振り返ります。
「ロンシャン礼拝堂」は1950年代に建てられたル・コルビュジエ設計の礼拝堂です。
初のヨーロッパ旅行に来たとき、せっかく来たのだから名建築に触れようと
いくつかを回ったうちの一つです。予想と期待が入り混じりながら訪れたその建築を振り返ります。
パリからTGVで3時間、都会のパリとは打って変わって車窓からの景色は田舎に変わりました。
最寄り駅に到着し、さらに車で30分…
ようやく礼拝堂の姿が見えました!何かの塔、無数の窓のある壁、キノコのような姿。
何とも言えない迫力にただただ圧倒されました。
外観は見る位置で全く違う形をしています。
中に入って窓の効果に驚きました。
無数の窓から様々な光が薄暗い堂内に降り注いでいます。
およそ2時間の滞在中、時間とともに刻々と変化する光に感動しました。
時間とともに光の方向と色や明るさが変わり、壁がまるで宝石箱のようです。
感動したのは円筒の塔はミサの最中、空から光が降ってくるように計算されていること。
その効果でミサがより神秘的にみえる特別な空間になっていたこと。改めてコルビュジエの凄さに感動しました。
もう一つ感動したこと、不思議な円塔の中は祭壇と聖歌の合唱の時
コンクリートでできた堂内の音響でより神々しい雰囲気を作り出していました。
やっぱり世界を代表する建築家の作品は凄かった。と肌で感じてきました。
以上、ロンシャン礼拝堂を振り返りました。
梅雨明け暑い日々が続きますが、家づくりを頑張ります。