「建築探訪7」 前川國男邸
こんにちは、現場監督の谷本です。
今回は、江戸東京建物園に展示されている前川國男邸を見学してきました。

前川國男邸は1942年竣工、建築家の前川國男の自邸として、戦時体制下の建築資材の入手が困難な時期、品川区大崎に建てられた住宅です。
前川國男は大学卒業後の昭和3(1928)年に渡仏し、モダニズムの巨匠、ル・コルビジェのアトリエで約2年間働き、帰国後はアントニン・レーモンド建築設計事務所に入所、昭和10年に自身の事務所を設立しています。
戦時下に建築設計された住宅なのに、現代住宅に見られるモダンがちりばめられた住宅でした。

開放的な吹き抜け、間取り図にはサロンと呼称されています。
球状のランプは、パナソニックのモディファイととてもよく似ています。
https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/home/series/modify/

ハウスイズムでも時々使われる、大開口ウィンドウ。光と開放感が気持ち良いです。
現代では下記URLのような窓もあります。
https://www.lixil.co.jp/lineup/sash/kodawari/widewin/point.htm

約80年も昔にこんな階段をデザインするなんて素敵です。

台形のダイニングテーブルは座ると自然と外の景色に視線が向く様に計画されています。

造作の回転扉も大開口です。

コンパクトにまとめられたL型キッチン

跳ねだしの2階床構造

図面の一部が展示されていました。
写真だけではお伝え出来ない空間がありましたので、機会があればぜひ訪れてみてください。
参考情報、文献等↓
江戸東京建物園URL https://www.tatemonoen.jp/
パナソニック https://www2.panasonic.biz/jp/tamarie/sumai_no_bunka/0003/