【基礎の配筋〜完成までの流れ】
- Writer:増田 寿一
こんにちは。
現場監督の増田です。
今回は建物の基礎工事の流れについてご紹介したいと思います。
【基礎の配筋〜完成までの流れ】
基礎は鉄筋コンクリートでできており、その鉄筋を組み立てることを「配筋」と言います。
基礎の寿命や強さを大きく左右する非常に重要な工程です。
こちらは基礎配筋検査完了の写真です。
内配筋が組み上がった後に鉄筋に間違いがないか、私達や第三者機関の検査員にて検査し、ベースを打設していきます。
こちらはベース打設後立ち上がりの写真です。
ベースコンクリートの上に土台が乗る大事な構造体の部分のコンクリート打設前です。
基礎の立ち上がり部分にコンクリートが流されます。
振動を与えながら内部の気泡を除去しコンクリートを隙間なく行き渡らせていきます。
型枠をばらしていきます。
適正な管理のもと養生期間を経て、コンクリートに十分な強度が出たら型枠を外し整地して仕上げたら基礎の完成です。
このようなきれいな基礎が出来上がります。これなら上にどんな建物がのっても安心です。
※基礎完了の写真は同じ現場のものが無かったので別現場の写真です。
注文住宅の基礎工事の全体像を知って、家づくりに役立てていただけますと幸いです。
次回は【土台から上棟の流れ】をご紹介いたします。
この記事を書いた人
現場監督
増田 寿一
MASUDA TOSHIKAZU