床材って何を選んだらいいの?
こんにちは!
設計の田中真悟です!
新年明けて気付けば春が近づいてますね!
重度の花粉症の私は辛くて辛くてたまらないです(泣
外に出るときはマスク必須ですね。。
さてさて、
今回は『床材』について書いてみようと思います。
床は家の中で一番肌が触れる場所。
お部屋の雰囲気も床材次第で一気に変わってきます。
家作り初めましての方は、
「そもそも床材そんなに種類があるの?」「何を選んだらいいの?」
と思われているかもしれません。
今回は住宅でフローリングとして使われることが多い
・無垢
・突板
・挽板
の3つについてまとめてみました!
家作りの参考にしていただけたらと思います!
■無垢
1本の木からそのまま切り出し、板状に加工したもの並べて作るフローリングです。
無垢床の良いところは何といっても『肌触り』です!
天然の1枚ものなので、気の柔らかさ、木の香り、踏み心地の優しさなどが味わえます。
断熱や調湿効果があるとも言われております。
1枚1枚貼ることで生まれる堀の深さは重厚感を持たせてくれます。
自然素材の良さを堪能したい方には是非オススメしたいですね!
注意点として、良くも悪くも天然ものです。
柔らかいので傷がつきやすかったり、
経年変化で色が変わったり、
という一面もあります。
私自身はそれも無垢ならではの味と捉えているので気になりませんが、
傷や汚れが気になりやすい方は控えたほうが良いかもしれません。
■突板
完全無垢と打って変わって、
ベニヤ板をベースに表面の0.3㎜程度を自然素材のシートで覆った突板です。
ベースがベニヤなので傷や経年変化に強いです!
軽量で品質も安定しています。
キャスター付きの椅子やピアノなどの重いものを置く想定がある場合はかなり効果的かなと思います。
表面は本物の木なので、もちろん木質感も残ります!
LDKなどのメインの部屋で使われる方もいらっしゃいます。
価格も無垢より安いので、導入しやすいのがありがたいところです!
ただあくまで表面が本物なだけなので、
木質感、厚み、肌触りなどのスペックは無垢床に比べると多少落ちます。
材自体も少し固めなので、踏み心地も無垢のほうが正直なところ人気はありますね。
【挽板】
すごく簡単にいうと、
「突板」と「無垢」の良いとこ取りみたいなイメージです!
ベースがベニヤなのは変わりませんが、
表面の無垢材層が2~3㎜程度と厚みがあるので、
突板よりは無垢に近い感じで自然素材を楽しんでいただけます!
反りなどの変形にも強いので床暖房があるお家でも採用可能です。
夏と冬の膨張収縮にも変化が少ないので、そういった面は無垢より優秀と言えるでしょう。
表面の取り扱いは基本的には無垢と一緒です。
傷がつきやすい可能性もありますし、
日当たりなどで色変化が出ることもあります。
価格的には無垢と同等か少し安いかなといったところでしょうか。
※樹種などによっても全く違うので、都度ご相談ください。
今回挙げた特徴もほんの一部で、
細かい所話し出すと止まらなくなってしまうので自重します(笑
その他にも
・シート材
・クッションフロア
・フロアタイル
・タイル etc…
と挙げていくとかなり種類があります。
他の床材については、
また違うタイミングでブログにできたらと思いますので、
また見に来ていただけると嬉しいです!
あなたのスタイルに合った床材を一緒に探しましょう!
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