Sergio Rodrigues & Ricardo Fasanello展
こんにちは!
ハウスイズム建築設計事務所リノベーション事業部の片野です。
先日、駐日ブラジル大使館で開催されていた展示会で
名匠の椅子を体験してきました。
(↓CASA DEより)
【Sergio Rodrigues & Ricardo Fasanello展】
― 異彩なブラジリアンモダニズムを探る ―
セルジオ・ロドリゲスは、温かみのある有機的なデザインとブラジルの自然素材を活用したことで知られ、
土着的なインスピレーションとモダニズムデザインを融合したデザイナー。
一方、リカルド・ファザネロは、彫刻的なフォルムと革新的な素材の組み合わせを追求することで、
洗練されたデザインを通じてモダニズムの新たな可能性を切り拓いた。
本展では、彼らの家具を通じてその本質を探りながら、来場者の皆さまがこの問いを自由に考え、
独自の視点を見つけて頂ける機会となることを願っております。
(引用:https://gallerycasade.com/exhibition/sergio-rodrigues-ricardo-fasanello%e5%b1%95)

デザインが柔らかで可愛いのに、座り心地はとてもしっかりとホールドしてくれました。
このセルジオ・ロドリゲスという人は、友人が座っているところを想像して椅子を制作したそうですから、
よほど人を喜ばすのが好きだったのかなと、感慨深く堪能させて頂きました。

リカルド・ファザネロのファルドスというラウンジチェアも
大きいロールで迫力があるのに、かっこいいのに、なぜか、かわいい。
1968年に異素材の組み合わせを考え付くという人とは違った視点を持っていながらも
座り心地の良い椅子を制作するあたり…
やっぱりこの人も、人を喜ばすのが好きだったのかなと思いました。

それにしても、入場無料で椅子もほとんどがレプリカではなく本物で
触っていい上に座ってもいいという、なんとも有難い展示会でした。
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