戸建とマンションのメリット・デメリット
- Category:家づくりコラム
神奈川県は都市部と郊外が程よく存在しているため、マンションの需要と戸建ての需要はどちらも非常に多いと言えます。
それだけに「戸建て派」「マンション派」が分かれるところ。
「じゃあ、どっちがいいの?」という方も多数いらっしゃると思いますので、今回はそれぞれのメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
戸建てとは
「独立した一棟の住宅」と定義され、自分名義であれば敷地内も建物も原則自由に使うことができます。
戸建てのメリット
・月々の支払いを抑えられます。
・隣の部屋、上下階は自分の家族なので気軽
建物内は他人が住んでいないため、「足音が下の人にきこえちゃうかな」
「隣の部屋に迷惑かな」という心理的な負担が少ない。
・建て替えも自分の意志でできる
当たり前のように思えるかもしれませんが、マンションの建て替えは住民の一定数の
同意がないと建て替えできません。それに比べ、戸建ては自分の意志でいつでも建て替えが可能で
す。(借地は除く)
・ペットが自由に飼える
ペット飼育の規則がないため、大型のワンちゃんも一緒に暮らしていただけます。
戸建のデメリット
・修繕費が必要な時は自分で捻出
土地や建物の維持管理は自分ですべて行う為、ある程度の計画が必要です。
・耐用年数
マンションとは
一般的に鉄骨造、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリートで、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指します。
また、ほとんどのマンションでは、住人の良好な住環境を確保するために「管理規約」と呼ばれる規則が存在し、規約に従って生活をする必要があります。
マンションのメリット
・利便性が良い物件が多い
戸建てに比べ、マンションは商業地域にも建設されることが多々あるため、必然的に駅に近い
便利な場所の物件が多数あります。
・良好な住環境が整いやすい。
管理規約(マンションごとの法律のようなもの)があり、同じマンション内に住む住人はその
基準を守り生活をするため、規律が守られやすい。
・陽あたりが良い物件が多い
建物同士が離れており、かつ上層階は特に日を遮るものが少ないため、お部屋の日当たりが
確保されやすいです。
・スタンダードな間取りが多く、検討しやすい
いい意味で画一的な間取りが多いので、「立地」「価格」など、検討している複数の物件で
比較しやすい。また一棟のマンションが数十部屋あるため、売りに出される絶対数も戸建てより
多い。
また売却するときには事例が多く売りやすいことが多い。
・共有部の清掃やゴミ出しなど、管理会社が管理しているので気楽
ほとんどのマンションは管理会社から派遣されている管理人が常駐、または巡回しているため、
廊下やエレベーター、ごみ置き場などの共用部は管理人さんが清掃・管理してくれます。
・バリアフリー
ほとんどのマンションはエレベーターがついており、自分の居住スペースである専有部分は
平屋なので、段差が非常に少なく、バリアフリーに近い環境です。
ベビーカーを使う時期やご高齢になってからも住みやすい。
マンションのデメリット
・上下階、隣の部屋への気遣い
上下階やお隣さんに生活音が聞こえないか、気を使いながら生活する必要があるかもしれません。
・管理費・修繕積立金など、ランニングコスト
戸建てにはかからない費用です。
・専有部の面積が限られている物件が多いため、ご家族が多い方や二世帯住宅、洋服を多くお持ち
の方、多趣味の方で収納が多く必要な方には満足度が低い
・ペットを飼いたい人は制限がある。
管理規約にペット飼育についての規定があるため、大型犬を飼えるマンションが少ない等、
物件選びに選択肢が狭まるかもしれません。
・建て替えが容易ではない
マンションの住民の一定数以上の同意が必要になります。
まとめ
ハウスイズムでは、「より自分らしく生活できるお家」を望まれる多くのお客さまがご相談に見えます。戸建て、マンションに関わらす設計士がお客さまの神奈川での豊かな暮らしを実現するため、ライフステージや将来の計画、物件自体の特徴に合わせ、様々なご提案をさせていただいております。