注文住宅の諸費用
- Category:家づくりコラム
「やっぱり自分の好みの家を建てたい」という方は注文住宅を選択しますが、ご自分の予算に収まるか、ご不安な方もいらっしゃるのでは?
実際に住宅の雑誌やネットを見ても「本体価格」と書いてあり、その他の金額が記載されていないケースも多々あり、総額がわからないことも多いのではないでしょうか。
今回は、注文住宅の諸費用はどのようなものがあるのか、確認しましょう。
事例の表のように、
- 本体価格
- 付帯工事
- 土地代金
- 土地購入費用
- 建物関係費用
という5つの項目があります。
土地からお探しの方は5つ全てを、土地をお持ちの方は①②⑤の3つを足した金額が「総額」となります。
今回は建物に関係する①②⑤についてご説明していきたいと思います。
⓵本体価格
お家そのものの金額で、大きさや性能、形や素材などで費用が変わってきます。
⓶付帯工事
建物本体以外にかかる工事や許可申請等の費用です。
諸費用の中で一番項目が多く、かつ変動が大きいので、かなり重要です。
例
屋外水道工事
ガス工事
建築確認申請費用
解体工事
造成工事
外構工事
などなど。
資金計画を立てる人が建築に詳しくないと、あとから「造成費用が当初より高額になってしまいます」「水道の引き込み費用がオーバーしてしまいました」というトラブルになりがちなので注意しましょう。
⓹建物関係費用
建物に行う名義登録にあたる「登記」にかかる費用や、銀行関係の費用、火災保険等。
お客さまのご予算に収まるかどうかは、上記の①本体工事だけではなく、他の予算も確認し、合計した上で決まってきます。あとから資金計画が予期せぬ大幅変更に陥らないよう、資金計画は必ず建物の知識が豊富な人にご相談ください。