神奈川で叶えるペットとの快適な暮らし|家づくりのアイデアと注意点
- Category:家づくりコラム
ペットはかけがえのない家族の一員。
これから家を建てるなら、ペットにとっても安心・快適に暮らせる家にしたいところです。
マイホームの大きな魅力は、ペットにあわせて素材や間取りなどを設計できること。
そのような家を神奈川県で建てれば、おうち時間はもちろん、お散歩やお出かけなどがもっと楽しくなるでしょう。
今回は、神奈川県内でペットと暮らすのにおすすめのエリアや快適な住まいのアイデア、注意点などを解説します。
ペットにとっても暮らしやすい家を建てたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
神奈川県でペットと暮らす魅力とは?
神奈川県には、湘南や箱根など自然豊かな環境が多く、ドッグランやペット可の施設が豊富です。
海辺での散歩や公園でボール遊び、愛犬とのカフェタイムなど、ペットがいるからこそ楽しめるスポットがたくさんあります。
都心へのアクセスもしやすく、例えば湘南エリアの鎌倉駅から横浜駅までは約23分、大規模な公園が点在する相模原駅から横浜駅までは約35分で到着します。自然と都市の魅力を併せ持つ神奈川県は、人はもちろんペットにとっても暮らしやすい地域といえるでしょう。
また神奈川県は、令和5年末度時点で犬の登録者数が436,798匹と全国で2番目に多い県です。
(※1)愛犬を通じた交流の機会も多く、情報交換がしやすいのも神奈川県でペットと暮らす魅力のひとつでしょう。
参考
※1:都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成26年度~令和5年度)
ペットと暮らすのにおすすめのエリア紹介
神奈川県はペットと暮らすのにぴったりの場所です。ここでは特におすすめのエリアを4つ紹介します。
湘南エリア(鎌倉・藤沢・茅ヶ崎など)
美しい海とリラックスした雰囲気が魅力的な湘南エリア。海好きにはたまらない、素敵な景色が広がっています。
海辺の散歩が日常になるこの地域は、ペットと暮らすのにぴったりです。
テラス席でペット同伴可のカフェもあるので、一緒に食事を楽しめるでしょう。
またペットグッズの大型店「ペットフォレスト」をはじめ、ケア用品の専門店やトリミングサロンなど充実したショップがそろっているのも魅力ポイントです。
厚木・相模原エリア
厚木・相模原エリアでは、大きな公園が多く自然に囲まれた暮らしができます。
ペット可のカフェも増えており、ドッグランが併設された「ドッグランカフェTIBINURO HOUSE」や「Smiley Smile」などもあります。ドッグランで思いっきり遊ばせたりカフェでゆっくり過ごしたりと、人もペットも楽しむことができます。
また、さがみ湖リゾート プレジャーフォレストで開催されるイルミネーションイベント「さがみ湖イルミリオン」は、ペットの同伴が可能です。いつもとは違う幻想的なスポットへのお出かけは、ペットとの特別な思い出作りにぴったりでしょう。
箱根・小田原エリア
箱根・小田原エリアは、背後に山地、南に相模湾があることから、一年を通して温暖な気候です。
落ち着いた環境で、セカンドハウスや別荘としても人気があります。
観光スポットとしても人気な「小田原フラワーガーデン」や「御幸の浜」は、ペットとのお散歩にもぴったりです。
横浜エリア
横浜エリアには、室内ドッグランやドッグフィットネス、ドッグトレーニングエリアなどが多数点在します。
海水浴場のある海の公園には、リードを離して遊ばせられる「犬の広場」があり、こちらは事前登録や利用料などは不要。
気軽に訪れられるのが魅力です。
横浜元町ショッピングストリートには、愛犬とのショッピングが楽しめるように水飲み場「ペットバー」が設置されているので、長めのお出かけになっても安心です。
ペットと暮らす家を建てるときのポイント
ペットと快適に暮らすためには、素材や間取りなどにこだわることが大切です。
おうち時間が豊かになる7つのポイントを紹介します。
ペット向けの素材を取り入れる
犬や猫、うさぎなどと室内で過ごす場合は、ペット向けの壁材や床材を取り入れましょう。
例えば引っかき傷に強い床材や防臭性のある壁紙にすると、掃除の手間が省けます。
また足腰に負担をかけないように、滑りにくい床材を選ぶのもおすすめです。
消臭効果や防汚効果も兼ね備えた床材にすれば、人もペットも快適かつ清潔に過ごせるでしょう。
ペット専用の設備をそろえる
部屋同士を自由に行き来できるようにペットドアを採用したり、足腰の弱いペットのために階段スロープを設けたりするなど、ペット専用の設備を取り入れましょう。。
また散歩帰りに手足が洗えるように室外に足洗い場を設ければ、きれいになった状態で家の中に入れて雨上がりの散歩で泥だらけになっても安心です。
防音対策をする
室内で過ごしていても、ペットの鳴き声や足音などが外に漏れることもあります。
近隣トラブルを防ぐためにも防音対策はしっかり行いましょう。
例えば遮音性能が高い床材や二重窓、防音ガラスの採用は、防音対策に効果的です。
家全体を防音仕様にするのが難しい場合は、ペットがメインで過ごす空間だけでも対策しましょう。
快適な室温に調整する
寒暖差の少ない室内環境を整えてあげることも、ペットと暮らす上で意識したいポイントです。
犬にとっての快適な室温は21〜25℃、猫は20〜25℃といわれています。
室温管理を怠るとペットが体調不良に陥るリスクがあるので、壁や床、窓などの断熱性能を高めて室温を保ちましょう。
断熱性能が高まれば冷暖房も効きやすくなり、ペットの健康を守るだけではなく省エネな暮らしも叶います。
外を眺められる窓を設ける
犬や猫は外を眺めるのが好きです。
外の様子を観察したり飼い主の帰りを待ったりと、その子なりの使い方をしてくれるでしょう。
日差しが適度に入る場所に窓を設ければ、日向ぼっこできるお気に入りのスペースになります。
遊び場をつくる
犬は走り回るのが好きなので、庭に天然芝や人工芝を敷いてドッグランをつくるのがよいでしょう。
また休憩スペースとしてウッドデッキを設けるのもアイデアのひとつです。
猫は高いところが好きなので、上下に行き来できるキャットウォークを作りましょう。
リビングの壁伝いに階段状にレイアウトしたり、見せ梁をキャットウォークにしたりすれば、空間にも溶け込んでおしゃれに仕上がります。
回遊動線にこだわる
ペットを室内フリーで飼う場合は、家の中をぐるりと回れる間取りにしましょう。
これなら庭にドッグランをつくるのが難しかったり雨で散歩に行けなかったりするときでも、家の中で適度な運動をさせられます。
回遊性のある間取りならペットはもちろん、子どもも一緒に追いかけっこを楽しめるでしょう。
おやつを各エリアに置けばノーズワークという遊びにもなり、愛犬の嗅覚トレーニングにつながります。
神奈川県でペットと暮らす家を建てるときの注意点
神奈川県で湘南などの海沿いに家を建てる場合は、塩害やカビに注意が必要です。
車やバイクなどの金属部分が潮風に晒されると錆びやすいため、外壁素材は塩害に強いものを選ぶことが大切です。
また、庭に人工芝を敷いたりウッドデッキを設置したりする場合は、防腐処理を施しましょう。
防腐処理を施すと湿気への耐久性が高められ、長持ちさせることが期待できます。
「ハウスイズム」が手がけるペットと暮らす家
ペットも大切な家族の一員。だからこそ、家を建てるときはペットの目線から暮らしやすさを考えることも大切です。
また地域の気候や環境も考慮すれば、人もペットものびのびと暮らせる家になるでしょう。
ハウスイズムには用意されたプランは存在せず、設計士がお客様との話し合いの中で条件にあう家づくりを提案します。
ペットの種類や過ごし方、気候風土などを加味して家づくりを進めていくので、「これだ!」と思えるプランに出会えるはずです。
神奈川県でペットと快適に暮らせる家づくりを手がけたい方は、ぜひハウスイズムへお気軽にご相談ください。