Column 家づくりコラム

湘南で後悔しない家づくり|台風による塩害・水害への備えも徹底解説

海と山に囲まれ、豊かな自然が楽しめる湘南は、住みたい場所として人気を集めるエリアです。

その一方で、海沿いのエリアならではの台風被害や塩害・水害といった、自然がもたらすリスクへの備えも欠かせません。

 

湘南特有の気候や台風への備えなど、大切なマイホームを守るためには、ポイントを押さえた家づくりが大切です。

しっかりと対策をして、憧れの湘南での暮らしをはじめましょう。

 

湘南の家づくりで知っておきたい台風のリスク

神奈川県の南西部に位置する湘南は、相模湾に面して東西に長い海岸線が続いているため、台風が接近した際に被害を受けやすいエリアです。

2024年の台風10号に伴う大雨被害や、2018年の台風24号による激しい雨や暴風など、これまでにも多くの被害が報告されています。

 

湘南は海も山も近い環境にあるため、台風による大雨や暴風だけでなく、海から巻き上げられる海水による塩害や、土砂災害といったリスクにも十分な注意が必要です。

湘南で家づくりをはじめる前に知っておきたい、台風の3つのリスクについて詳しく見ていきましょう。

 

台風による強風や豪雨

台風被害としてまず挙げられるのが、強風や豪雨です。

太平洋側に位置する湘南は台風の通過が多く、さらに海上で発達したまま勢力も衰えることなく上陸するため、直撃すると大きな被害を受けます。強風による屋根や窓の損壊をはじめ、豪雨による雨漏りや浸水被害などに注意が必要です。

 

塩害による建物の劣化

塩害とは、海水に含まれる塩分が風に乗って運ばれ、サッシなどの建材や自転車・自動車などに錆や腐食が発生しやすくなる現象のこと。

湘南のような海沿いの地域では、塩害への対策が欠かせません。

特に台風による強風で海水が巻き上げられ、雨とともに降り注ぐと、金属や外壁の劣化がさらに進みやすくなります。

エアコンの室外機や給湯器などの屋外設備も被害を受けやすいため、塩害に強い素材や機種を選ぶのが大切です。

 

洪水や土砂災害の危険性

過去の台風被害では、2018年の台風24号による相模川河川敷の冠水や、2024年の台風10号に伴う記録的な豪雨による河川の氾濫、土砂崩れも発生しています。特に2024年の台風10号に伴う豪雨では、平塚市内で16棟の床上浸水、28件の土砂崩れの発生など大きな被害を及ぼしました。

 

湘南エリアは一級河川の相模川、二級河川の引地川境川など、多くの河川が流れています。

特に相模川は、大雨による増水時に新幹線などの運行状況にも影響しやすいため、台風が接近する際は小まめに情報を収集し、警戒を怠らないことが大切です。

 

湘南の家づくりでの台風対策|①暴風・強風への備え

台風による暴風では、屋根材が飛ばされたり飛来物によってガラスが割れたりといった被害に注意が必要です。暴風や強風への備えとして、押さえておきたい2つのポイントを解説します。

 

屋根材にこだわる

日本では伝統的に、防水性が高く飛ばされにくい屋根瓦が使用されてきました。しかし、風速25m/s以上の暴風が吹くと、屋根瓦でも飛ばされる可能性が高いことから、最近では屋根瓦に代わって、スレート屋根やガルバリウム鋼板屋根がよく選ばれています。

どちらの素材も頑丈で防水性が高いため、定期的にメンテナンスを行えば、長期間安心して使い続けられるでしょう。

 

窓まわりを強化する

台風による暴風では、飛来物も深刻な被害をもたらします。窓ガラスが割れるのを防ぐためには、窓にシャッターを取り付けたり、万が一割れても飛び散りにくい強化ガラスを使用したりするのがおすすめです。強風時の風圧に強いサッシや雨戸を選ぶのも、台風への備えとして効果的です。

 

湘南の家づくりでの台風対策|②塩害に負けない工夫

海沿いのエリアでは、台風による被害のひとつとして塩害が挙げられます。

海風に乗って運ばれる塩分を完全に避けるのは難しいため、塩害対策では素材選びやメンテナンスが大切です。それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

 

腐食に強い素材を選ぶ

塩害被害を受けやすい外壁やサッシまわりには、塩分による腐食に強い素材を選びましょう。

特におすすめなのは、アルミやシリコン、亜鉛などを含む合金でメッキされた「ガルバリウム鋼板」です。錆に強く施工もしやすいため、多くの住宅で取り入れられています。

 

スタイリッシュな見た目が叶い、塩害にも強いガルバリウム鋼板は、湘南の海沿いの家ともよく合います。こだわりのデザインハウスを建てたい方にも、おすすめの素材です。

 

こちらの施工事例を見る>アウトドアリビングのある黒ガルバのデザインハウス

 

定期的に清掃・メンテナンスする

塩害は、外壁や窓枠に付着した塩分が原因で発生します。

たとえ塩害に強い素材を使っていても、長期間手入れをしないと防水性が低下し、素材自体の痛みも進んでしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。

 

特に台風のあとは、海沿いの地域ほど巻きあがる海水の影響を受けやすくなります。

高圧洗浄機を使って真水で海水を洗い流したり、外壁塗装の専門業者に依頼をするなど、定期的な清掃とメンテナンスを心がけましょう。

 

湘南の家づくりでの台風対策③水害・土砂被害から家族を守る

台風の際は水害や土砂災害が連続して発生しやすいため、台風が多い湘南ではこれらの被害を抑えるための工夫も欠かせません。

ここでは、特に意識したい3つのポイントを解説します。

 

建物の構造で水害に備える

建物の土台や床などの基礎部分を、通常よりも高く設計する「かさ上げ」は、水害対策として効果的です。

建物を建てる前に盛り土をして敷地全体の高さを上げることで、水害への備えになります。

ただし、かさ上げは工事費用が高くなりやすく、法律による高さ制限がある場合もあります。

かさ上げが難しい場合は、1階を駐車場にして居住スペースを2階以上に設置するのも、家財を守るのに効果的です。

 

被害を抑える排水計画

一時的に大量の雨が降ると、敷地内に水が溜まりやすくなり、建物への浸水や劣化の原因となります。

このような被害を防ぐためにも、雨水が流れ込む雨水桝や排水側溝を適切に設置し、敷地内の雨水をスムーズに排水することが大切です。

さらに、玄関までのエントランスやカーポート部分に水が溜まらないよう、透水性や排水性の高い舗装材を使うのも効果的。

また、玄関からカーポートに向けてわずかに傾斜をつけ、雨水が自然に流れるように工夫するのもよいでしょう。

 

土地探しはハザードマップの確認から

自然と近い環境にある湘南で土地を探すなら、ハザードマップの確認が欠かせません。

購入を決める前に、検討中の土地が「浸水想定区域」や「土砂災害警戒区域」など、リスクの高いエリアに該当していないかを確かめましょう。

 

ハザードマップは、各市区町村のホームページから誰でも自由に閲覧できます。

「土砂災害」「洪水」「内水」だけでなく、「高潮」や「津波」のリスクも確認できます。

安心して住み続けるためにも、ハザードマップをしっかり確認し、リスクの高いエリアでの土地購入を避けましょう。

 

湘南で安心して暮らすために…自然と向き合い台風に負けない家づくりを

豊かな自然を身近に感じられる湘南での暮らしは、快適さを感じる一方で、台風による水害や塩害といったリスクへの備えも大切です。

住まいづくりには、土地探しから建材選び、間取りの工夫、そして住みはじめてからのメンテナンスなどさまざまなポイントがあります。湘南エリアを中心に地域密着型で展開するハウスイズムは、湘南の気候や風土を熟知した経験を活かし、お客様の理想の家づくりをサポートします。自然との距離が近い湘南だからこそ、しっかりとリスクに備えて、安心できる湘南での暮らしをはじめましょう。

 

 

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