湘南らしい開放感を日常に。狭小地でもゆったり暮らす家づくりのヒント
- Category:家づくりコラム

海や山など自然が近い湘南エリアは人気が高く、敷地がコンパクトな土地もめずらしくありません。
しかし、光の取り込み方や風の通り道、視線の抜け、素材選びなど、設計の細部を工夫することで心地よさは生み出せます。
そこで今回は、湘南らしい開放感を大切にしながら、狭小地でもゆったり暮らせる家づくりのヒントをご紹介します。限られた敷地面積を有効活用して、理想の家を実現しましょう。
湘南で狭小地を感じさせない空間づくりのポイント

湘南の狭小地で家づくりをする際に大切なのは、数字上の広さではなく「快適に感じられるか」です。
縦と横、両方向への「広がりを感じさせる」ことで、コンパクトな敷地でものびやかに暮らせます。
ここでは、湘南の狭小地でも広々とした空間をつくるポイントをご紹介します。
吹き抜けやスキップフロアで縦の広がりをつくる

天井を高くすると視線が上に抜け、空間にゆとりが生まれます。
吹き抜けは光を上下階に届けられるのが魅力です。
一方、スキップフロアは床の高さに変化をつくり、視線を奥へ導きます。
床に段差ができるため、立体的な広がりを感じられるアイデアです。
これらを設計に取り入れることで縦に広がりが生まれ、実際の面積よりもより広々とした印象に仕上がります。
コンパクトな動線計画でゆとりを生む
生活動線を短くすることは、限られた面積でも快適に暮らすための重要なポイントです。
例えば、キッチンと洗面室など水回りを近くにまとめる、廊下を最小限にする、家具の配置で視線を遮らないなど、動線を整えることでコンパクトでも暮らしやすい家づくりが叶います。
動線計画で住まいに余白が生まれたら、小さくても趣味スペースやワークスペースを取り入れるのもおすすめです。リビングやダイニングなどくつろぐスペースとのメリハリが生まれ、より暮らしやすさを実感できますよ。
湘南の風景に合う「素材と色」の選び方

素材や色の選び方も、広さの感じ方を左右するポイントです。
湘南という海辺の街ならではの、明るい光に映える色や素材を選びましょう。
ここでは、湘南の家に取り入れたい素材や色選びのポイントをご紹介します。
明るい無垢材でナチュラル感を演出
コンパクトな空間ほど、質感の豊かさが際立ちます。
例えば、オークやメープルなど明るい色合いの無垢材は、光を柔らかく反射し、部屋全体がやわらかな雰囲気に仕上がるためおすすめです。
足触りの良さや自然素材のぬくもりは無垢材ならではのメリットで、ナチュラル感のある空間を好む方に選ばれています。
無垢材は、時間とともに少しずつ深まる色味も特徴です。
経年変化によって味わい深くなる質感が魅力で、住むほどに愛着の湧く素材として人気を集めています。
床だけでなく、天井の一部やカウンターなどに無垢材を取り入れるのもよいでしょう。
明るさとぬくもりが加わりより統一感のある空間を演出できます。
白とグレーで湘南らしい洗練されたインテリアに
白をベースにした室内は光が反射し、空間が広く見えます。
そこに淡いグレーを組み合わせると、単調にならず洗練された印象に仕上がりますよ。
視線の集まりやすい壁面や造作収納の一部に淡いグレーを取り入れると、空間に奥行きが生まれ、より広く見せる効果も期待できます。
さらに、湘南の海を感じさせるブルーや砂浜のようなベージュ、海辺の植物を思わせる柔らかなグリーンなど、自然の色をさりげなく取り入れるのも素敵です。
アクセントウォールやクッション・ラグ・アートなどで、季節ごとに入れ替えながらインテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか。
湘南の狭小地でも開放的に暮らす「屋外とのつながり」

広さの感じ方は、「屋外とのつながり」も鍵になります。
湘南では光や風を取り込みながら、屋外空間と自然につながる設計が好まれるため、狭小地の家づくりをご検討中の方も、参考にしてみてください。
窓の配置やデザインを工夫する
外とのつながりをより感じたい場合は、窓の取り方を少し工夫してみましょう。
たとえば、視線が抜ける方向に合わせて縦長の窓を配置すれば、外の景色がライン状に広がり開放感を演出できます。
また、プライバシーを確保しつつ光と風だけを取り込みたいときは、ハイサイドライトを取り入れてみてはいかがでしょうか。
高い建物が周りにない場合は、視線を気にせず自然光を室内に取り込めるため、狭小地でも開放感を得られます。
隣家との距離が近い土地では、あえて壁で囲まれた中庭側に大きな窓を向けることで、視線の抜けと明るさをもたらします。コンパクトな敷地でも心地よい「内と外のつながり」を生み出せますよ。
デッキやテラス・中庭でアウトドアリビングを楽しむ
リビングとつながるデッキや中庭は、屋内外を自然につなぎ、実際の面積以上の広がりを感じさせます。デッキやテラスは湘南の爽やかな気候とも相性が良く、季節を問わず屋外時間を楽しめる第2のリビングに。
こうしたアウトドアリビングは、お子様の遊び場やガーデニング、バーベキューを楽しむホームパーティの場としてなど、多用途に使えるため湘南の狭小地でもおすすめのアイデアです。
湘南の狭小地でも実現できる、屋外スペースが充実した施工事例
湘南エリアは土地がコンパクトなケースが多く、「狭小地でも開放感のある暮らしがしたい」「プライベートを守りながら屋外空間も楽しみたい」と思う方もいるでしょう。
ここでは、ハウスイズムが手がけた狭小地でも明るさ・風・開放感を上手に取り入れた屋外スペースが魅力の家をご紹介します。
中庭やプライベートデッキを上手に取り入れることで、敷地の広さに制約があっても外とつながる心地よい暮らしが実現できます。
家づくりの参考に、ぜひご覧ください。
中庭でBBQを楽しめる家

コの字型に近い間取りの中心に中庭を配置し、外からの視線を遮りつつ光を十分取り込めるよう設計しました。
LDKとフラットにつながる中庭は、狭小地でも開放的な、もうひとつのリビングとして活躍。
BBQを楽しんだり、家族が集まったりできる多用途のスペースとして機能します。
湘南らしい、外とつながる暮らしを、コンパクトな敷地でも実現できる事例です。
キッチンとつながるプライベートデッキのある家

キッチンから直接出られるプライベートデッキは、屋内外をシームレスにつなぐ多目的スペースです。
床の高さをそろえることで視線が自然と外へ広がり、狭小地でも室内が広く感じられる効果があります。
こちらのお宅では、ペットの遊び場やお子様と安全に過ごせる屋外スペースとして、プライベートデッキをフレキシブルに活用。
ウッドフェンスを設けることで、プライバシーを確保しつつ屋内のインテリアとも調和しています。
湘南の狭小地で、快適な暮らしを叶える

湘南の狭小地で快適な住まいを作るためには、「敷地を広く見せる工夫」と「屋外のつながり」をどう計画するかが大切です。
視線が抜ける方向や素材の選び方などを適切に組み合わせることで、面積以上の広がりを感じられる空間が生まれます。
特に中庭やプライベートデッキなどの屋外スペースは、居室と連続性を持たせることで「もう一つの部屋」として活用でき、狭小地でも暮らしの幅を広げてくれます。
ハウスイズムでは、敷地の向き・周辺環境・家族構成などといった条件を丁寧に読み取り、狭小地であっても自然の光や風などを最大限に生かした設計をご提案しています。
敷地条件に左右されず、暮らしやすい住まいを実現するためには、早い段階から専門家と一緒にプランを検討することが大切です。
湘南で家づくりを考える際の具体的なヒントとして、今回の記事をぜひご活用ください。