【土地探しのコツや注意点】

島 隆貴 2023.05.12

【土地探しのコツや注意点】

こんにちは!設計の島です。

 

今回は、タイトルにもありますがお家を建てていく上で重要な

土地探しについてお話ししたいと思います!

 

 

どんな土地を選べばいいのか???

皆さん、いろいろなご要望があるかと思います。

例)駅徒歩圏内・広い土地がいい・キレイな景色が見たいなど

一緒に住まれる方、1人1人意見が違います!

ですので、まず最初に行いたいのが優先順位を決めランク付けすることです。

 

 

優先順位は何を決めればいい?

土地を探していく上で重要なところとしては

・土地の値段(価格)

・土地の広さ(面積)

・エリアや周辺環境(立地)

ご家族でお話し合いをしていただき、ご要望を洗い出していきましょう!

 

 

各項目、どのようにランク付けをすれば良い?

土地の値段(価格)

総予算があるなかで土地費用に比重が傾きすぎると

建物にかけられる費用が少なくなり、理想のお家が建てられなくなります。

・土地価格

・建物本体価格

・付帯工事費用(申請費やインフラ関係の整備、外構費用など)

・諸経費(登記費用や仲介手数料など)

実際に目に見えていない費用がかかってきますのでしっかり精査し

バランスよく資金配分していくことが必要です!

 

土地の広さ(面積)

・駐車スペースがどの程度ほしいか(車を何台停めたいか)

・建物の大きさ(間取りのイメージなど)

・お庭が必要か

・ビルドイン車庫が欲しい

それぞれご要望により最低限必要な面積が分かってきます!

 

エリアや周辺環境(立地)

・学校や保育園までの距離

・医療の環境

・商業施設

・交通機関へのアクセス

周辺環境はご自身の生活へ大きく影響します。

実際に気になる土地まで足を運んでいただき周辺を歩いてみるのが良いと思います!

 

全ての条件がそろった物件にはなかなか出会えません。

優先順位を決めご自身の中で大切なことを精査しておきましょう!

 

優先順位が決まったら、土地の情報や状態についても注意しましょう!

物件情報・現地や周辺環境で確認しておいた方が良い項目をご紹介いたします。

 

■土地情報

□価格・面積

・要望を満たしているか

□都市計画

・市街化区域:市街化が目的の地域(住宅・商業施設。公園などを整備している)

・市街化調整区域:市街化したくない地域(農地・緑地などを保全している)

□用途地域

・地域の区分により、建物の用途や条件が変わる

□建蔽率・容積率

・建蔽率:建物を真上から見た時の面積の上限

・容積率:延床面積(総面積)の上限

□土地権利

・所有権:土地を所有する権利の購入

・借地権:土地を使用する権利の購入

□接道

・間口が建築基準法の道路に2m以上接道している

□地目

・宅地以外の場合地目の変更が必要になる場合がある

□セットバック

・接道の道路幅を4m以上にする(道路の芯から2mの位置まで土地を後退させる)

□建築条件

・あり:施工業者指定(外してくれる場合もある)

・なし:施工業者指定なし

□現況

・更地

・古家あり:解体費用が別途かかる

□設備

・ガス・上下水道が引き込まれているか

 

■現地や周辺環境

□土地の状況

・整備の有無:雑草が伸びていないか・コンクリートがらなどが落ちていないか(処分費用などがかかる為)

・道路や隣地との高低差

□周囲の建物・環境

・周りの建築物の高さ(採光などへの影響の有無)

・隣地の植栽や雑草の状況(越境していないかなど)

・隣地建築物との距離

・周辺施設へのアクセス(コンビニまでの距離や歩道の有無など)

・交通量(時間帯別に調べると尚良い、ご家族の通勤・通学時間など)

□子育て環境

・公園や教育施設

・教育機関へのアクセス

・学区(近い学校が通う学校でない場合がある)

 

以上を、ご確認いただければと思います!

 

分からない事や疑問に思ったことがあれば、ハウスイズムのスタッフへご相談ください!

 

長くなりましたが、最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

皆様のご来店、心よりお待ちしております。