カバードポーチのある暮らしの魅力|おしゃれな事例を紹介
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海沿いに建つ海外風の家の象徴ともいえる「カバードポーチ」。西海岸の開放的な暮らしを象徴するカバードポーチは、カリフォルニアスタイルやサーフィン文化を愛する人の心をくすぐる、おしゃれな外観デザインです。
カバードポーチのある家は「サーファーズハウス」とも呼ばれており、カリフォルニアやハワイなどのビーチハウスで多く見られており、アメリカの沿岸部を中心に広がりを見せています。
「外観のビジュアルを高めたい」と考えている方は、カバードポーチを検討してみてはいかがでしょうか。
今回は、カバードポーチの魅力や設計のポイントなどを解説します。おしゃれな施工事例も紹介するので、形や色味なども参考にしてくださいね。
カバードポーチとは
カバードポーチとは、屋根付きの玄関ポーチやデッキのこと。アメリカを中心に北米地域で取り入れられており、日差しや雨を遮りながら室外でゆったり過ごせるのが魅力です。日本では玄関の上だけに屋根が付いているケースが多いですが、カバードポーチはその屋根を広範囲にしたイメージになります。
カバードポーチといえば玄関ポーチを兼ねたデザインを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、リビングや寝室の前に設置したり家をぐるりと囲むように作ったりと、さまざまなデザインがあります。カバードポーチでの過ごし方や外観デザインを考えながら「自分たちらしい」カバードポーチを見つけていきましょう。
カバードポーチの魅力
カバードポーチのある家を建てると、どのような暮らしが叶うのでしょうか。ここではカバードポーチのある家ならではの魅力を紹介します。
西海岸風の家になる
カバードポーチの大きな魅力は、何といっても西海岸風な外観に仕上がること。海沿いのビーチハウスやリゾート地の別荘をイメージさせる、爽やかで開放的な外観になります。海外ではよく見られる家ですが、日本でも人気を集めています。
例えば神奈川県の湘南エリアにはサーフィンを楽しむ方が多いことから、サーファーズハウスやカリフォルニアスタイルの家が人気です。これらの家はカバードポーチとの相性がいいので、街中を歩いていると見かけることがあるかもしれません。そのため、これから新しくカバードポーチのある家を建てても景観に馴染みやすいでしょう。
日差しや雨を遮れる
カバードポーチは屋根に覆われたスペースのため、日差しや多少の雨も遮れます。直接室内に日差しや雨が入り込まなくなるので、夏場の暑さ対策になったり雨の日の換気がしやすくなったりするでしょう。
カバードポーチがあれば、雨に気づかず窓を開けたままにしていても、「室内の床がびしょびしょになった」ということも起きにくくなりそうですね。また外壁やサッシの劣化防止にもつながり、長く美観を保ちやすいでしょう。
室外と室内をゆるやかにつなげられる
リビングとカバードポーチの床の高さを一緒にして大きな開口部を設けると、室外と室内がゆるやかにつながり、ひと続きの空間を演出できます。リビング空間を広く見せることはもちろん、アウトドアリビングとして活用できるのも魅力の一つです。
天気がいい日はカバードポーチにテーブルやイスを置き、家族で朝食やひとり時間を楽しむ。家族や友人を招いてホームパーティーを開催するのもいいですね。リビングやキッチンとの距離が近いので、パーティーの際の食事の用意や家具の移動などの手間がかかりにくいでしょう。
サーフボードや自転車をディスプレイできる
サーフィンが趣味という方にとってカバードポーチは、サーフボードをお手入れしたりウエットスーツを干したりできる便利なスペースです。きれいになったボードやグッズなどを壁に飾れば、異国の地に来たようなおしゃれな外観に仕上がるでしょう。
サイクリングをする方は自転車を飾るのもいいですね。カバードポーチは雨風を凌げられるので、劣化の防止や乗り降りの楽さにつながります。
子どもの遊び場になる
雨の日でも子どもは外で遊びたいもの。カバードポーチがあれば、雨に濡れずに遊べます。夏場ならプールを出して水遊びをしたり家族でバーベキューをしたりしても楽しそうですね。
カバードポーチを設計する際のポイント
ここでは、カバードポーチを設計する際に押さえておきたいポイントを紹介します。
ポイント1.耐久性のある素材を選ぶ
屋根があるものの雨風や紫外線にさらされるスペースのため、屋根や柱、床材は耐久性の高い素材を選びましょう。
特に湘南エリアなど海の近くに家を建てる場合は、潮風にも耐性のある素材を選ぶのがおすすめです。タイル素材でも木目調のデザインはあるので、メンテナンス性にも目を向けながら素材を選んでいきましょう。
ポイント2.室内の明るさに配慮する
カバードポーチの奥行きを深くしすぎると隣接する部屋に十分な日差しが入らず、暗くなってしまうおそれがあります。
立地や方角などは家によって異なるもの。設計する際は日当たりのよさを考えながら奥行きを決めましょう。
ポイント3.使い道を決める
カバードポーチはおしゃれな外観に仕上がるデザインですが、使い道を決めておかないとフル活用できない場合も……。いつまでもお気に入りのスペースとして使えるように、使い道を考えてみましょう。
例えばサーフィンやサイクリングが趣味の場合は、お手入れコーナーを設けたり工具置き場をつくっておくと便利です。バーベキューやビアガーデンなど食事をするスペースとして使いたい場合は、キッチンからの動線を考えて間取りを設計するのがよいでしょう。
使い道を考えておくと間取りやデザインも決めやすくなるので、あらかじめカバードポーチでの過ごし方をイメージしてみてくださいね。
ポイント4.延べ床面積に含まれるか確認する
カバードポーチが延べ床面積に含まれるかどうかはデザイン次第です。一般的に手すりや壁で囲まれていない玄関ポーチやウッドデッキなどは、延べ床面積に含まれません。ただし、外壁から外に向かって突き出ている部分が2m以上の場合は含まれるとされているので注意しましょう。
カバードポーチの場合は、手すりや壁の有無、広さなどは自由に決められます。延べ床面積に含まれると固定資産税に影響するので、担当者や設計士と相談しながら決めていきましょう。
ポイント5.建ぺい率に気をつける
居住スペースにくわえてカバードポーチをつくる場合は、余裕のある土地を確保する必要があります。カバードポーチには屋根があるので「建ぺい率」という敷地面積に対する建物面積の割合も考慮しなければならないからです。
土地ごとに建てることができる家の広さは決まっているため、広いカバードポーチをつくると居住スペースが狭くなってしまうかもしれません。広々としたカバードポーチは魅力的ですが、居住スペースとのバランスも考えながら設計することが大切です。
おしゃれなカバードポーチの施工事例
ここでは、ハウスイズムが神奈川県内で手がけたおしゃれなカバードポーチのある家を紹介します。形や色味などをチェックし、イメージづくりの参考にしてください。
事例1:カバードポーチのあるカリフォルニアスタイルな家(横須賀市)
グレイッシュなブルーの外壁に白の柵や柱が調和するカリフォルニアスタイルの家。ウェットスーツやサーフボードを収納する倉庫前に屋根があることで、雨の日でもシャッターを開けてお手入れや片付けなどができます。
カバードポーチをつくるなら、少し遊び心をプラスしてより海外風なデザインにするのもいいですね。事例のように地面にマークや数字などを印字するとアメリカンなデザインになり、唯一無二の外観に仕上がるでしょう。
こちらの施工事例を見る>水槽、ジャグジーのある本格サーファーズハウス(横須賀市)
事例2:西海岸テイストのカラーでまとめた爽やかな家(綾瀬市)
白で統一された外壁や柱に、淡いブルーの玄関ドアがアクセントになったサーファーズハウス。空や海、砂浜を連想させる西海岸テイストのカラーでまとめ、シンプルで爽やかな印象に仕上げました。
子どもでも安心して利用できるよう、転落防止として柵と階段を設置。階段スペースは腰掛としても使えるので、わざわざイスを置かなくても庭で元気に遊び回る様子を見られます。
こちらの施工事例を見る>細部までこだわった本格サーファーズハウス
カバードポーチのあるおしゃれな家づくりは「ハウスイズム」へ
カバードポーチはただおしゃれなだけではなく、日差しが強い日や雨の日も室外でゆったり過ごせる至福のスペースです。お気に入りのサーフボードを飾ったりハンモックを設置したりすれば、好きが詰まった外観に仕上がります。
カバードポーチのある家を建てたい方は、ぜひハウスイズムにお任せください。お客様の理想とする暮らしを叶えるために設計士がさまざまなプランをご提案いたします。カバードポーチと居住スペースのバランスがとりやすい土地のご案内も可能ですので、お気軽にご相談ください。