Column 家づくりコラム

子育てグリーン住宅支援事業でお得に建てる!湘南・神奈川で叶える省エネ住宅

環境への負荷軽減が求められる中、家づくりでも省エネ住宅がスタンダードになってきています。

省エネ住宅の取得を支援するキャンペーンの一環として、「子育てグリーン住宅支援事業」がはじまりました。

 

子育てグリーン住宅支援事業は省エネ住宅の建築で利用でき、条件を満たせば新築で最大160万円、リフォームで最大60万円を受け取れるお得な補助金制度です。

補助金を利用して、海と山に囲まれた湘南エリアや神奈川県で、環境に配慮した省エネ性能の高い家づくりをはじめましょう。

 

なお、子育てグリーン住宅支援事業は新築分譲住宅の購入やリフォーム、賃貸住宅の新築も対象ですが、

今回は注文住宅を新築する場合について詳しく解説します。

 

子育てグリーン住宅支援事業の対象世帯と補助金額は?

 

子育てグリーン住宅支援事業は、以下の世帯が補助対象住宅を建てるときに、補助金が支給される制度です。

補助対象住宅 対象となる世帯 補助金額(1戸あたり)
GX志向型住宅 すべての世帯 160万円
長期優良住宅 子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれか 80万円(※)
ZEH水準住宅 40万円(※)

※長期優良住宅とZEH水準住宅で古家の除却を伴う場合は、上記金額に20万円を加算

 

参考 |子育てグリーン住宅支援事業「注文住宅の新築」

 

GX志向型住宅を建てる場合はすべての世帯が対象となり、160万円の補助金が支給されます。

一方、長期優良住宅・ZEH水準住宅の場合は、子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれかに当てはまることが条件です。

 

【用語解説】

  • 子育て世帯:申請時点で、18歳未満の子どもを養育する世帯
  • 若者夫婦世帯:申請時点で夫婦であり、さらにいずれかが39歳以下である世帯

 

子育てグリーン住宅支援事業の補助対象住宅は3種類

子育てグリーン住宅支援事業の対象世帯と補助金額は、住宅の性能によって変わります。ポイントとなる「GX志向型住宅」・「長期優良住宅」・「ZEH水準住宅」の特徴について、詳しく見ていきましょう。

 

GX志向型住宅

GX志向型住宅とは、エネルギー効率を最大限に高めることで、環境への負荷の軽減を目指す住宅のこと。GXとはグリーントランスフォーメーションの略で、長期優良住宅やZEH水準住宅の性能を上回る、次世代型の住宅として期待されています。

 

具体的には、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの搭載や、断熱性能の高い建材を重点的に採用。環境への負荷を抑えつつ、住環境の快適さも追求する住宅です。

 

<GX志向型住宅に求められる要件>

  • 断熱性能等級「6以上」
  • 再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量削減率「35%以上」
  • 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」

参考 |国土交通省「子育てグリーン住宅支援事業の概要」

 

GX志向型住宅の特徴やメリットについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

ぜひ合わせてご覧ください。

 

長期優良住宅

長期優良住宅とは、長期間にわたって良好な状態を保つための措置が講じられた、優良な住宅を認定したもの。

新築住宅の場合は、以下の5つに当てはまる住宅が対象です。

 

  1. 長期に使用するための構造および設備を有していること
  2. 居住環境等への配慮を行っていること
  3. 一定以上の住居面積を有していること
  4. 維持保全の期間や方法を定めていること
  5. 自然災害への配慮を行っていること

参考 |国土交通省「長期優良住宅認定制度の概要について(新築版)」 

 

また、省エネ性能については以下の2つが求められます。

 

  • 断熱等性能等級5以上
  • 一次エネルギー消費量等級6以上

参考 |子育てグリーン住宅支援事業「新築住宅の省エネ性能」 

 

長期優良住宅は、各都道府県や市区町村といった所轄の行政庁が認定します。

GX志向型住宅やZEH水準住宅が省エネ性能を重視しているのに対し、長期優良住宅はバリアフリーの観点も含め、長く安心して住み続けられる住まいの性能を含めているのがポイントです。

 

ZEH水準住宅

ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(Net Zero Energy House)の略語で、年間のエネルギー収支をゼロにできる住まいのこと。

ZEHは、太陽光発電をはじめとする創エネ設備の設置が条件です。

一方、ZEH水準住宅では太陽光発電が必須ではなく、以下の条件を満たしたものがZEH水準住宅と呼ばれます。

 

  • 断熱等性能等級5以上
  • 再生可能エネルギーを除く一次エネルギー消費量削減率20%以上

参考 |子育てグリーン住宅支援事業「新築住宅の省エネ性能」 

 

ZEH水準の家づくりについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

 

湘南・神奈川で子育てグリーン住宅支援事業を利用するには?

では、湘南エリアや神奈川県内で補助金を受け取るには、具体的にどの程度の断熱性能を達成すればよいのでしょうか。

「地域区分」と「UA値・ηAC値」の、2つの数値を参考に考えてみましょう。

 

神奈川県の地域区分は「5~7」

南北に細長い国土をもつ日本では、地域ごとの気候の違いに考慮して1~8の地域区分が設けられています。

北から南に向かうに従って数値は大きくなり、例えば北海道の旭川市は地域区分1、東京23区は地域区分6、沖縄県那覇市は地域区分8といった形です。

 

比較的温暖な神奈川県では、山間部の山北町、愛川町、清川村は地域区分5。海沿いの横須賀市、藤沢市、三浦市が地域区分7に含まれ、それ以外の市町村は地域区分6のエリアです。

 

断熱等級を決める「UA値」と「ηAC値」

住まいの断熱等級は、「UA値」と「ηAC値」という2つの数値で決定します。

  • UA値  :建物からどの程度熱が逃げているかをあらわしたもの。値が小さいほど断熱性に優れている。
  • ηAC値:冷房期に、建物にどのくらい日射熱が入りやすいかをあらわしたもの。値が小さいほど遮熱性に優れている。

 

地域区分5~7に該当する神奈川県で、子育てグリーン住宅支援事業を利用するために必要なUA値とηAC値は、以下の通りです。

地域区分 5 6 7
等級6 UA値 0.46
ηAC値 3.0 2.8 2.7
等級5 UA値 0.60
ηAC値 3.0 2.8 2.7

 

地域区分5~7と温暖な神奈川県は、寒冷地に比べて高い断熱等級でも達成しやすい環境といえるでしょう。

 

子育てグリーン住宅支援事業の補助金申請はどのように行う?

子育てグリーン住宅支援事業の申請に関わる、具体的な対象期間は以下の通りです。

契約期間 契約期間は問わず
対象工事の着手期間 2024年11月22日以降に対象工事に着手したもの
交付申請期間 申請開始~予算上限に達するまで

(※遅くとも2025年12月31日まで)

交付申請の予約期間 申請開始~予算上限に達するまで

(遅くとも2025年11月14日まで)

完了報告期間 戸建て住宅の場合

交付決定~2026年7月31日

参考 |子育てグリーン住宅支援事業「事業概要」 

 

子育てグリーン住宅支援事業の申請は、「グリーン住宅支援事業者」として登録された建築事業者を通して行います。

建築主による申請はできませんので、注意してください。

細かく設計や申請状況を確認できるように、相談しやすい建築事業者を見つけておくとよいでしょう。

 

湘南・神奈川で子育てグリーン住宅支援事業を利用するならハウスイズムにご相談を

豊かな自然に囲まれた湘南エリアでは、太陽光発電や自然の力を活かすパッシブデザインといった、自然と調和する家づくりがよく合います。

また断熱性能等級や一次消費エネルギー量の削減にこだわった家づくりを進めるなら、その土地の気候風土を熟知した地域密着型の工務店に依頼するのがおすすめです。

 

湘南エリアや神奈川県内で、子育てグリーン住宅支援事業を利用して住まいを建てるなら、ぜひ湘南エリアの施工実績豊富なハウスイズムにご相談ください。

お客様のご要望に寄り添いながら、住み心地のよさと環境への配慮を両立する家づくりをご提案いたします。

 

 

 

 

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