神奈川・湘南で理想の家を建てる!海沿いで後悔しないための対策とは
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神奈川県の南西部に位置する湘南エリアは海沿いの街として知られ、サーフィンやセーリングなどのマリンスポーツが盛んです。長く続く砂浜は散歩コースにもぴったりですし、波の音に気持ちもリフレッシュできるでしょう。
海沿いでの暮らしは日常を豊かにする一方で、家づくりでは塩害や湿気への対策が欠かせません。
今回は、湘南エリアで暮らす魅力や海沿いの家を建てるときの注意点を解説します。湘南エリアでの実績豊富なハウスイズムの施工事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
湘南エリアでの暮らしの魅力
「湘南エリア」の定義は諸説ありますが、神奈川県のホームページ(※1)では、二宮町から平塚市と茅ヶ崎市、江の島を含む藤沢市までを湘南エリアとしています。一方、神奈川県在住者を対象にしたアンケート(※2)では、鎌倉市や逗子市、御用邸のある葉山町も含めて「湘南」とイメージする人が多いようです。
魅力あふれる湘南では、どのような暮らしが叶えられるのか、具体的に見ていきましょう。
海が身近なスローライフ
東西に長い海岸線をもつ湘南では、海を身近に感じるスローライフが叶います。心身ともにリラックスできるビーチヨガのほか、海風が心地よいSUP(スタンドアップパドルボート)も人気です。
湘南の海沿いは、辻堂海浜公園や平塚市総合公園、湘南海岸公園など、休日を家族で過ごせるスポットも豊富。思い思いの時間を過ごす家族連れで、湘南の海はいつもにぎわっています。
都市部へのアクセスの良さ
休日を過ごすだけでなく、湘南が住みたいエリアとしても人気な理由は、都市部へのアクセスの良さにあります。海沿いの湘南エリアは抜け道が少ないため時間帯によっては道路が混みやすく、都市部への通勤は電車を利用する人が多いです。
主に利用されるのは、JR東海道線、小田急線、小田急江ノ島線の3路線。湘南エリアのターミナル駅である藤沢駅からは、JR東海道線を使って横浜駅までおよそ21分、東京駅まではおよそ53分で到着します。小田急線を使ったアクセスも可能なため、遅延や運休が発生したときも複数の経路から通勤・帰宅手段を選べて便利です。
参考
※1 | 神奈川県「湘南エリアについて」
※2 | 湘南人「湘南エリアってどこからどこまで?大規模アンケートで判明!それぞれの湘南エリア」
海沿いの家を楽しむデザインのポイント
憧れの湘南にマイホームを建てるなら、ぜひデザインにこだわりましょう。雰囲気たっぷりの海沿いの家を楽しむ、3つのポイントを紹介します。
開放的なリビングやウッドデッキ
海沿いに家を建てるなら、ぜひ室内からも海が見える、明るく開放的なリビングをつくりましょう。くつろぎながらゆったりと海を眺められるリビングは、海沿いの家ならではの特権です。
リビングとウッドデッキを一続きに設置すれば、空間をさらに広く感じられ、アウトドアリビングとしても楽しめます。天気の良い日に外で軽食を楽しむなど、過ごし方の幅も広がるでしょう。
リゾート感のある吹き抜けやシーリングファン
吹き抜けやシーリングファンといった、リゾート感あふれるデザインも海沿いの家におすすめ。シーリングファンは、上部に溜まりがちな暖気を対流させるのに効果的で、吹き抜けとも相性のいいアイテムです。ラタン製の家具を配置すれば、リゾート感もさらに高まるでしょう。
ナチュラルテイストの明るい外観
太陽の映える海沿いでは、白を基調としたナチュラルテイストの外観も素敵です。サーファーズハウスのようにカバードポーチやテラスを設け、くつろぎの空間をつくるのもよいでしょう。木目などの自然素材を活かしたデザインも、海沿いの家におすすめです。
海沿いの家を建てるときの注意点
潮風と湿度の影響を受けやすい海沿いに家を建てるなら、注意しておきたい2つのポイントがあります。
塩害や砂への対策が必須
海沿いの家では、潮風に含まれる塩分で車やバイク、自転車などの金属が錆びてしまう「塩害」への対策が欠かせません。また海からの距離や風向きによっては、浜から飛来する砂が気になることもあるでしょう。
神奈川県を含む関東地方では、海岸から2km以内の地域では塩害に注意が必要とされています。海が近いエリアに家を建てるなら、塩害や砂への対策は徹底しましょう。
湿度が高くカビが生えやすい
海沿いの家は湿度が高く、カビの発生に注意が必要です。海からの温かく湿った空気によって結露が発生すると、さらにカビが生えやすくなります。
カビの増殖は建物の美観を損ねるだけでなく、胞子が原因でシックハウス症候群を引き起こすリスクもあるため、十分注意しましょう。
海沿いの家で後悔しない3つの対策
海沿いの家で快適に暮らすなら、環境に合わせた対策が求められます。後悔しないためにも、これからご紹介する3つのポイントをぜひ取り入れてみてください。
ガレージを設置する
大切な愛車やバイクを塩害から守るなら、海沿いの家ではガレージの設置も検討してみてください。
ガレージとは3方向を壁に囲まれ、さらに屋根もついた建物のこと。駐車スペースとしてだけでなく、愛車のメンテナンスピットとしても使えます。吹き込む潮風や砂の影響を抑えるなら、シャッター付きのガレージを選ぶと安心です。
建物の素材にこだわる
海からの風に含まれる塩分は、長年にわたって建物や設備にもダメージを与えます。影響を最低限に抑えるために、外壁や屋根の素材は防錆加工があるものを選ぶのがおすすめ。またカビの発生を抑えるために、防湿材や調湿効果のある珪藻土をはじめ、エコカラットなどの専用建材を選ぶのもよいでしょう。
換気システムを設置する
湿度の影響を受けやすい海沿いの家では、換気システムの設置も大切なポイントです。特に給気と排気を機械でコントロールする第一種換気なら、窓を閉めて室温を維持したまま、適切に換気できます。
心地よい潮風も魅力的ですが、海沿いの家では建物への影響を最小限に抑えるために、常に空気を循環させる仕組みにこだわりましょう。
湘南の海沿いにぴったりな住まいの事例を紹介
ここからは、実際にハウスイズムが手掛けた、海沿いにぴったりな建築事例を紹介します。
事例1.広々としたアウトドアリビングのある家(横須賀市)
明るく広々としたリビングは、海沿いの家にふさわしい開放感あふれる印象です。デザイン性の高い板目天井や無垢材の質感を活かした柱など、自然素材の良さを引き出すインテリアも魅力的。
リビングから続くウッドデッキは、アウトドアリビングとしても使える広々としたつくり。広めにとった軒の効果で、強い日差しも防ぎます。
外壁に使用したのは、塩害に強いガルバリウム鋼板。アルミニウムや亜鉛を含む合金で鋼板をメッキ加工した素材で、耐食性に優れ錆びにくいのも特徴です。錆に強い塗装をさらに表面に施すのも可能なため、塩害が気になる海沿いでも安心して使えます。
こちらの施工事例を見る>アウトドアリビングのある黒ガルバのデザインハウス
事例2.マリンテイストがおしゃれな家(綾瀬市)
白い外壁とおしゃれなカバードポーチが印象的なこちらの事例では、本格的なサーファーズハウスのデザインを取り入れました。カバードポーチとは、玄関の周りに取り付ける屋根付きのポーチのこと。カリフォルニア風のおしゃれな外観を叶るカバードポーチは、お子さまの遊び場やくつろぎスペースとしても最適です。
天井を高くして開放感を高めた室内は明るく、マリンテイストのオブジェも印象的。天井や壁面に施された木目の効果でインテリア全体がナチュラルに整い、ゆったりとした空間でくつろぎながら、庭で遊ぶお子さんを見守れます。
こちらの施工事例を見る>細部までこだわった本格サーファーズハウス
憧れの湘南で「ハウスイズム」と建てる海沿いの家
塩害や湿気への対策など、海沿いの家を建てるときは環境に合わせた工夫が欠かせません。ハウスイズムでは、設計士がお客様と一緒に進める家づくりを大切にしています。湘南エリアの気候風土を熟知した設計士だからこそ、その土地らしさを感じられるデザインと、快適な住み心地を備える家づくりが可能です。
湘南の海沿いならではの、開放感あふれるデザインと特徴に合わせた家づくりを進めたい方は、ぜひハウスイズムへお気軽にお問い合わせください。