ハウスイズム 耐震性の紹介
- Category:家づくりコラム
こんにちは!
設計の唐鎌です!
今回はハウスイズムの耐震性について紹介させて頂きます!
最近地震が多いので、耐震について気になる方に少しでも参考になればと思います!
■耐震等級ってなに?
住宅がどれだけ地震に強いかを示す指標で、等級として1~3まであります。
耐震等級「1」→きわめてまれに発生する大地震による力に対して倒壊、崩壊しない程度。
「きわめてまれに発生する大地震」とは、数百年に1回程度の頻度で発生する大規模地震のことで震度6強~7を想定しています。
最近、皆様が記憶に残っている地震でいうと、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震が当てはまります。
等級「1」で震度6強~7を耐えることができるので、十分に強いことが分かりますね。
耐震等級「2」→「耐震等級1」の1.25倍の耐震性能
耐震等級「3」→「耐震等級1」の1.5倍の耐震性能
耐震等級「2」「3」の建物の例を挙げますと、病院・学校・消防署・警察署などで避難施設としても使われている場所です。
住宅に避難場所相当の耐震性があると、より安心して住むことができますね。
■ハウスイズムの耐震等級は?
構造計算を行い、耐震等級「2」を標準としています。
もちろん最高等級の「3」の取得も可能です。
等級を上げることは、構造材を多く施工するため、金額が上がることとプランの制限がかかってきます。
金額とプランのバランスを見ながら、アレンジしていくのでプラン打ち合わせ時に決めていきましょう!!
■ハウスイズムの耐震工法は?
ハウスイズムの耐震工法は、「在来軸組み工法」と「木造2×4工法」の利点を組み合わせたハイブリット工法です。
「在来軸組み工法」とは
柱・梁・土台・筋交いにより構成された日本古来の工法となります。
日本の住宅の7割が在来軸組み工法と言われており、街中の工事現場で良く見かけますね。
設計の自由度が高く、耐久性に優れているのが特徴です。
「木造2×4工法」とは
パネルの耐力壁で構成された工法です。
耐震性・耐風性・気密性に優れています。
在来軸組み工法と木造2×4工法の上に象が乗っています。
どちらの構造が強く見えますか??
2×4工法のパネルは同じ耐震等級でも、より耐震性を確保できています。
ハイブリット工法は、在来軸組み工法の設計の自由度を保ちつつ、2×4工法の要素を入れることで耐震性も確保できる、いいとこ取りをした工法です!
■他にも耐震性で工夫している点は?
・在来軸組み工法と金物工法のハイブリット
従来の柱と梁の接合部分は、ほぞ加工という、切り欠きを入れて接合しています
この場合、切り欠き部分が多いので、強度を確保しづらいです。
ハウスイズムが採用している金物工法ですと金具とボルト部分だけを切り欠くので、金物を使わない在来工法の約1.5倍以上の強度が確認できています。
地震には耐えることができたけど、接合部分で折れてしまった、、、
金物工法にしたので、繰り返しの地震でも接合部に大きな支障はありませんでした!などの意見もあります。
耐震性には接合部分の金物も重要だと理解できたと思います。住宅購入の際は意識して見てみてください!
・横揺れ、ねじれに強い剛床工法
剛床工法とはフロア材の下の構造用パネルを分厚くするものです。
従来ですと根太という角材の上に下地材を敷き、フロア材を施工します。
剛床工法にすることで、地震や台風による力を耐えることができ、構造の安定感がさらに高くなります。
剛床工法は耐震性に注目されていますが、
床なり防止や、2階の足音が1階へ響きづらい、冷暖房の効き目が良くなるなど、メリットがたくさんあります!
こちらも耐震工法で見るべきポイントです!
南海トラフ地震、首都直下型地震など、地震のニュースをよく見る機会が増え不安や疑問点が多くあると思います。
どう対策していくか、もっと詳しく教えてほしい!など
お気軽にハウスイズムのスタッフへ相談頂ければと思います!
次回は、断熱性・気密性の紹介をしますので、楽しみにお待ちください!