省エネ住宅🏠
- Category:家づくりコラム
こんにちは!設計の唐鎌です!
今回は省エネ住宅・ZEHについて紹介させて頂きます!
マイホームを検討するうえで、「省エネ住宅」「ZEH」の言葉に戸惑う方が多いと思います。
今回はそれぞれの違いについても紹介します!
■省エネ住宅ってなに?
・エネルギーを効率よく使える高性能の設備・家電を使い、エネルギーの削減をします。
(一次エネルギー消費量の削減)
・屋根・外壁など外と室内を区切る部分の性能の向上(外皮性能の向上)を行い、省エネ等級で「4」以上の住宅のことを指します。
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エネルギー消費量の削減をしよう!
上の図を見て頂きたいのですが、用途別のCO2排出量の内訳を表しています。
大きい部分ですと、冷暖房・給湯器・家電、照明が占めており、それぞれを高性能のものを採用します。
・高効率給湯器
少ないガスの量で、お湯を作ることができるので、金銭的にも環境にも優しいです。
お湯は毎日使うものなので、高効率給湯器にするだけで大きく削減できますね!
・LED照明
昨今の住宅の照明ではLED照明が主流になっており、以前まで多く使われていた蛍光灯器具と比べると、消費電力は半分ほどで、光の寿命は2倍ほどになっています。
普段何気なく使っていたLED照明が省エネに加担していたと考えると驚きですよね!
・省エネエアコン
昨今のエアコンでは室温に応じて自動で風量を調整する機能や、AIを使って、人のいる箇所に風を送るなどエネルギー消費を抑える工夫がされています。
初期費用は高くなりますが、ランニングコストが安くなるため、結果的に安く抑えられることが多いのと、省エネにも協力できるので、購入の際は機能面も注意して見てみてください!
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外壁の性能を上げよう!
室内の暖かい・涼しい空気を外に逃がさない(断熱性能)
夏、日射による熱を室内に侵入させないため、庇や窓の性能を上げます(遮熱性能)
外壁や窓から熱が入りやすい・逃げやすいため、
断熱材の厚みを良くしたり、窓のガラスやサッシを良いものへ変更すると外壁の性能値を上げることができます。
◾️省エネ住宅は義務化?
2050年には世界のCO2排出量をゼロにする政策(2050年カーボンニュートラルの実現)
を目指していて、そのステップの1つとして2025年から省エネ住宅が義務化されます。
日本のCO2排出量のうち、住宅からの排出量は16%を占めており、居住中のエネルギーの削減を行わなければなりません。
ハウスイズムとお客様との協力により、省エネ性能の高い住宅が実現できます
1棟1棟を省エネ住宅にして、環境に優しい住宅を一緒に創っていきましょう!
■ZEHってなに?
ZEH(ゼロエネルギーハウス)とは
住宅で使うエネルギーの消費量がおおむねゼロの住宅のことです
使うエネルギーを極力減らして、使った分は自ら創るというイメージです!
ZEHにするためには3つのポイントを重視していきます
1.住宅の外壁、窓などの断熱性能をアップさせることで、エネルギーを極力使わずに、快適な室内環境をキープ
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省エネ性能が高い住宅設備を使う
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太陽光発電等の設備によって、住宅で使うエネルギーを創り出す
3つのポイントを詳しく説明します。
断熱性能
断熱性は、「UA 値(ユー・エー値)」という数値で表します。
室内の暖かい空気が外に逃げる量を数値化したものです。数値が小さいほうが熱が逃げにくいということです!
ZEH住宅の基準となるUA 値は、0.40以下〜0.60以下です。
省エネ住宅のUA 値は、0.87以下なので、ZEHの基準値が高いことが分かりますね!
省エネ性能が高い住宅設備
冷暖房設備・換気設備・照明設備・給湯設備のエネルギー消費量を
「国が決めたエネルギー消費量より20%以上削減」する必要があります。
省エネ住宅との比較ですと
冷暖房設備では、省エネ性の高い、「冷房効率区分(い)」のロゴマークがある機種を選びます。
給湯設備では、より高効率の「エネファーム」「エコワン」という商品を採用します。
エネルギーの創出量
再生可能エネルギー(太陽光、バイオマス、地熱など)を導入している住宅
ZEH対応にするためには太陽光発電の搭載量は30坪の家で平均4.5KWと言われており、
価格は1KWあたり、40万円程です。
太陽光をご検討されいる方は参考にしてみてください!