「建築探訪2」
- Writer:谷本 陽一郎
こんちには、現場監督の谷本です。
近くにある名建築を訪れたときのことを振り返ります。
「自由学園明日館」は1921年に建てられた、フランク・ロイド・ライト設計の建築です。
東京池袋から徒歩圏内の場所にあり、
自由学園の発祥の地であり、
現在はさまざまなイベントやセミナーなどに利用され
動態保存される国の重要文化財となっています。
外観はフランクロイドライトらしい、
プレーリースタイルを肌で感じることができます。
アメリカの広い草原に立つ家のイメージが浮かんできました。
入口からは列柱の連続的なデザインと大谷石の廊下を歩いていきます。
内廊下はパターン張りになっています。
特徴的な通路がありました。
ハウスイズムでも同様のデザインを時々感じます。
玄関の上に天井や軒天井が刺さるデザイン。
元祖はここにあったんだと思いました。
手が届くほど天井が低くなっています。
メインホールも天井が低く
そして低い天井を抜けると吹き抜けとステンドグラスの窓が待っています。
スキップフロアの階段を上がると食堂になっており
見学者の喫茶コーナーになっていて小休憩ができます。
見学に来る人は結構多いです、
建築好きな人たちが集まってくるのでしょうか。
年に数回、消防の許可を得て暖炉も使われているそうです。
とても趣があります。
あちこちにフランク・ロイド・ライトらしいデザインが随所に見られました。
今回は3回目の見学でしたが、しばらくしたらまた来ようと思います。
ハウスイズムのデザインにも共通点があり嬉しく感じました。
また名建築を訪れたときには紹介させていただきます。